Q:相手に響く文章が書けません
A:【抽象的な文章】を【ほんの少し具体的】にしてみましょう
@@@
“なんかいまいち”相手に、響かない“文章になってしまう。
あなたが書いた文章で、
・自分自身納得できない(しっくりこない)
・思った反応が得られない
・思っていることを伝えられない
そんな経験をお持ちの人は、意外と多いはず。
この状況を、今すぐ打破しましょう!
相手に響かない文章の例としては、「抽象的な表現が多い」ことが挙げられます。
もう少し踏み込むと、「省略」「一般化」「歪曲」と細かく分けられますが、ここでは簡単にイメージしていきましょう。
例えば、
・もっと幸せになりたい
・成功したい
・あの人はいい人です
・私はダメな人間なんです
・自由になりたいです
は、思わず使ってしまいがちな表現です。
しかし、これは極めてあいまいで、抽象的な表現。
これでは、「心を動かす文章」には、なりません。
実は、「抽象的な表現」は、“書くのが楽”なのです。
だから、意識しないと、思わず「抽象的な表現」に流れてしまいます。
しかし、この「抽象的な表現」を、ほんの少し具体的にするだけで、あなたの文章は飛躍的に人を惹きつける文章になります。
■どうすれば、【抽象的】→【具体的】にできるのか?
「抽象的だなぁ」と思う文章に対して、自分で“つっこみ”を入れるだけで、OKです。
先ほどの抽象的な表現を具体的にするにはどうすればよいか。
———————–
・もっと幸せになりたい
◎つっこみ:「誰と比べて?」「なにと比べて?」「どの~と比べて?」
———————–
・成功したい
・あの人はいい人です
◎つっこみ:「誰が?」「いつ?」「なにが?」「どこで?」「誰に?」「なにを?」
———————–
・私はダメな人間なんです
◎つっこみ:「誰がそう決めたの?」「どんな基準で?」「どんな理由で?」
———————–
・自由になりたいです
◎つっこみ:「具体的にいうと?」「なにについて?」
———————–
と、“つっこみ”の【質問】を自分自身に投げ掛けるだけで、あなたの文章は見違えるほど具体的になっていきます。
例文の、どちらに、より感情移入できるか意識しながら読んでみてください。
【例文1】
私は小さい時からダメな子だったので、当時、バカにされていた人たちを見返すために、どうしても成功したいと思っていました。
↓ 具体化
【例文2】
私は、小学校低学年の頃から、母に、「本を読みなさい。本を読まないからあなたはバカなのよ」と言われ、自分のことをずっとダメな子だと思っていました。
でも、そんな母を見返すため、驚かすために、会社で出世し、ゆくゆくは起業・独立して、妻と子どもの笑顔に囲まれた幸せな家庭を築くという、私の中での“成功”を、手に入れたいと思っていました。
読み比べてみて、いかがでしょうか。
どちらが感情移入して読むことができましたか?
■“抽象的な文章”と“具体的な文章”の違い
具体的にするために、はじめは意識的に【質問】をする必要がありますが、慣れて習慣化されてくると、自然に具体的な文章が書けるようになります。
抽象的な文章に、気持ち悪さを感じるようになるかもしれません。そうなれば、しめたものです。
まずは、最近書いた、あなたの文章をチェックしてみてくださいね。
◆「なぜ?」「つまり?」「ということは?」と自分に“つっこみ”を入れよう
.
今、このブログをお読みのあなたにオススメ
30,000人の定番コピーライティングノウハウが無料!
▼ 詳しくはこちら ▼