映画『スティーブ・ジョブズ 1995 ~失われたインタビュー~』の特別映像
まずは、こちらをご覧ください。
20年先を行っている人の、頭の中が強烈なインスピレーションにつながります!
私が、うなった言葉を引用します。
しかし、すごいアイデアから優れた製品を生み出すには、大変な職人技の積み重ねが必要だ。
それに製品に発展させる中でアイデアは変容し、成長する。
細部を詰める過程で多くを学ぶし、妥協も必要になってくるからね。
電子、プラスチック、ガラス、それぞれ不可能なことがある。
工場やロボットだってそうだ。
だから製品をデザインする時には、5000のことを一度に考えることになる。
大量のコンセプトを試行錯誤しながら組み替え、新たな方法でつなぎ、望みのものを生み出すんだ。
そして未知の発見や問題が現れるたびに全体を組み直す。
そういったプロセスがマジックを起こすのさ。
動画の 3:23〜 からの引用
この動画をみて、感じたことをつらつらと書きますね。
■“ある程度適切な方法”で、“量”をこなせ
「文章をうまくなりたい」
文章に限らず、何かにおいて、秀でたいと思ったら、それはシンプルです。
“ある程度適切な方法”で、“量”をこなす。
結局、これが一番手っ取り早いです。
“ある程度”と書いたのは、完璧な方法にこだわるあまり、一歩も踏み出せなくなるから。
一切のムダをなくしたいという思いが、心を完璧主義に向かわせますが、そもそも完璧な方法なんてないですし、もしあるとしても、それは実践の先、さらにその先にあるのだと思います。
やってみなければ、なにも起こりません。
ですから、文章がうまくなりたいなら、書き続けることです。
エンパシーライティングを学んだ人であれば、それが“ある程度適切な方法”ですので、エンパシーチャートを何枚も書いてみてください。
スポ根ではありませんが、“量”をこなすことは、やはり重要です。
■「手を抜かなくてよかった」と思う瞬間
エラそうなことは言えませんが、自分への戒めとして、書かせてください。
何かに取り組んだときに、“手を抜かない”方がいいです。
量をこなすことと、相反するようですが、ここ一番のときには、できる限りの力を投入して“手を抜かない”。
ここでいう「手を抜く」というのは、もっとできるのに、目指すところはもっと先なのに、「まぁこれでいいやっ」と中途半端に終わらす、という意味です。
もしも、「信頼」が、かけ算のように積み重なっていくとすると、「手を抜く」というのは、0.980 のような1以下の数字をかけることになります。
「信頼」が、どんどん減っていく。
繰り返していると、人からの「信頼」が減ってしまうこともマイナスですが、なにより「“自”分」への「“信”頼」、つまり『自信』がなくなってしまう。
たとえば、あなたが仕事を依頼したとき、期待の1.5倍の内容でかえってきたら、またその人にお願いしようと、「信頼」が積み重なりますよね。
逆に、期待を下回るときには、頼まなければよかった、次は別の人に・・・となり、「信頼」が崩れます。
期待以上の仕事をしようとすれば、自分にストレッチがかかり、成長のチャンスをつかめます。
私も、振り返ってみてあのとき「手を抜かなくてよかった」と思うことがたくさんあります。逆の後悔もたくさんありますが。。。
Aのことに、手を抜くと次に、A’の仕事が来たときにも、同じかそれ以上の労力がかかります。
しかも、手を抜くことで、やり直しや修正など、結局仕事が増える経験をお持ちの人も多いでしょう。
Aのことに、真剣に取り組むと、A’の仕事が来たときは、さらにクオリティの高い仕事ができます。
真剣に取り組みことで、はじめはがむしゃらでも、力の抜きどころがわかってくるので、ゴールまでの最短距離を走れるようになります。
ジョブスのインタビュー動画は、そう、私に教えてくれました!
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