「木を描くんじゃない。周りの空気を描くんだ」
大学1年生(建築学科)のときに、木をスケッチする課題で、教授から言われたこと。
正直、
「なにいっちゃってんの?」
「空気?見えないから描けませんけどー」
って感じで、よくわかりませんでした。
『脳の右側で描け』ベティ エドワーズ (著)
も勧められたんだけど、まともに読めなかったなぁ。
大学2年3年となるうちに、その意味もわかるようになってきました。
建築って、壁とか柱を造るんじゃなくて、その間に生まれる空間を創ること。
つまり、空気を創っているんですね。
*
文章も同じ。
事実や比喩、物語や論理など、さまざまな要素で、伝えたい空気を立体的に創っていく。
だから、文章を書いているようで、文章を書いているわけではないんだよね。たぶん。
文章は、伝えたいことを創造するツール。
紙とペンだけで、創造ができる文章ってやっぱ、楽しいなぁ。
文章って、もっとも手軽な、影響力のあるアートなのかもしれませんね。
■あんまり言いたくないこと・・・
こんなことを言うと、いっちゃった人だと思われるので、いままでほとんど話したことないんだけど、なんとなく書きたくなったので。
コンサルなどで文章をみて、フィードバックするときに、僕がなにをみているか?
なんですが・・・
【カタチをみてます】
なんていうか、
・ボコボコしてる
・トンガリすぎ
・ギザギザしてる
みたいな・・・
ねっ?変な人だと思ったでしょ。。。
「ここがボコッとしてるから、少し引っ込めて、この重たいのを、がすっと削ってから、切れ目を馴染ませる・・・」
みたいな頭の中の会話を、クライアントさんにわかるように、言語化して説明しているんですよね。
(近しい人にはそのまま言っちゃうこともあるけど)
『その人独自のエネルギーが、綺麗なカタチになっているか』
それをみているといいましょうか。
色や音で、みることもありますが、圧倒的にカタチが多いですね。
あー、言っちゃったーっ。でも、ちょっとスッキリ^^
(以前、フェイスブックにこういったことを書いたら、賛同してくれる方がたくさんいらっしゃり勇気をもらいました!)
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