『ビジネスを成功させたい!』
質問の質が、人生の質を決める──世界No1コーチのアンソニー・ロビンズ氏の言葉だったと思いますが、上記の質問では出口は一向に開かれませんよね。
ビジネスという言葉自体が、極めて広義なので、いったい何をすればいいのか? 行動につながりません。
ビジネスを成功させる構成要素を分解し、それぞれを定義づけしていくことで、頭の中のビジネス脳が動き出します。
今日は、あくまで私(中野巧)の観点ではありますが、ビジネスの成功を読み解く3つのモデルについて書いてみようと思います。
3つのモデル──マーケティングモデル・セールスモデル・ビジネスモデル
私は、ビジネス考えるときに、次の3つのモデルについて考えます。
◎マーケティングモデル
◎セールスモデル
◎ビジネスモデル
◎マーケティングモデル
「マーケティング」は、あなた(の商品・コンテンツ)に興味を持ってくれる人(見込み客)が集まり、ファンになってもらうための一連の仕組み
具体的には、
・コピーライティング
・オファーコンテンツ
・SNS
・ブログ
・SEO
・Web広告
・動画
など、どうすれば、あなたに興味を持ってくれる人が集まってくれるかの施策になります。
◎セールスモデル
「セールス」は、集まったお客様に商品・コンテンツを購入してもらう呼びかけ(お客様を選ぶプロセス)
具体的には、
・セールスコピーライティング
・ランディングページ(LP)
・メルマガ
・ステップメール
・プロダクトローンチ
・Web広告
など、購入を呼びかける施策になります。
私は、セールスモデルの中にフォローアップも含めて考えています。お客さんの満足度を上げることは、継続的なお付き合いやリピーターにつながるからです。
◎ビジネスモデル
ビジネスモデルは、下記のように、すべてを包括したようなイメージで捉えています。
▼ビジネスモデル
┣コンテンツ
┣マーケティングモデル
┗セールスモデル
ちなみに、『ビジネモデル・ジェネレーション』では、ビジネスモデルは次のように定義されています。
ビジネスモデルとは、どのように価値を創造し、顧客に届けるかを論理的に記述したもの。
ビジネスモデルは必要ない?
もしあなたが、これからはじめてスモールビジネスをはじめる──自分サイズのビジネスに個人でチャレンジするのであれば・・・誤解をおそれずに言うならば、、、
「ビジネスモデルは必要ありません」
まずは何より、『セールス(モデル)』について、学び、実践してください。商品・コンテンツが売れなければ、どんなに優れたビジネスモデルを描いても、絵に描いた餅です。
ビジネスモデルを考えるのは、学びとしてだけでも楽しいから、思わずそこにハマり留まってしまいがちですが、ビジネスをリアルに動かしていきたいのであれば、実践実践実践、これしかありません。
もちろん、エクササイズやビジネスを俯かんして捉えるトレーニングになりますので、とても重要です。
しかし、はじめてのビジネスをスタートさせるときには、学びすぎることは、行動を遅らせるばかりではなく、理想論だけの頭でっかちになりがちなので、バランスが重要だという意味です。
3つのモデルを展開する連携と順番
「セールス」ができるようになったら、ひとつのコンテンツ(商品)につき、マーケティングモデルとセールスモデル、この2つは常にセットで考えることが、ビジネスの継続性に直結します。
「マーケティング」で、見込み客だけ集めても「セールス」ができなければビジネスになりません。
「セールス」でいくら販売力があっても、見込み客を集める「マーケティング」ができなければ、尻つぼみのビジネスになってしまいます。
ひとつの商品で、ビジネスモデル──
▼ビジネスモデル
┣コンテンツ
┣マーケティングモデル
┗セールスモデル
ができると、ビジネスが回りはじめ手を離せるようになりますので、次のコンテンツ(商品)にシフトできるようになります。
そして、他のコンテンツ(商品)についても同じように、ビジネスモデル展開していくことでビジネスが拡大していきます。
横展開と縦展開
コンテンツ(商品)を増やしながら、それらのコンテンツ(商品)同士のクラッチを合わせていくことで、ビジネスは発展していきます。展開していくときには、横展開と縦展開があります。
▼横展開
A.コンテンツ(商品)/B.コンテンツ(商品)の2つのコンテンツをつくったとすると、横展開であれば、
1.A.コンテンツ(商品)を購入した顧客が → B.コンテンツ(商品)を購入
2.B.コンテンツ(商品)を購入した顧客が → A.コンテンツ(商品)を購入
という【A ↔ B】という双方向の導線を構築できますので、AとBという2つの入口を増やしながら、売上増にもつながります。
▼縦展開
縦展開というのは、A.コンテンツ(商品)を購入した人が → 次に必要とするB.コンテンツ(商品)を用意するという導線です。
あまり好きな言葉ではないが、Aがフロントエンド、Bがミドルエンドやバックエンドというイメージです
セールスライティング前の儀式──砂時計理論(ボンキュッボン理論)
まとめ
人によって言葉の理解が違うと思いますので、あくまで私の捉え方になりますが、
■ビジネスモデル
┣コンテンツ
┣マーケティングモデル
┗セールスモデル
と定義し、それぞれを分解して考え、思考が整理されることで、そのときにやるべきこと、結果につながる行動が浮かび上がってきます。
そして、複数の商品についてのビジネスモデルが、連結しながら回りはじめると、より大きなビジネスモデルに成長していきます。
◎追伸:セールスにもマーケティングにも必須のスキルとは?
「実際問題、いまビジネスにインターネット──文章の力は、なくてはならないスキルですよね」なんて話していたら、これからビジネスをはじめる方が言いました。
『なくてはならないどころか、ないと正直話しにならないレベルじゃないですか?』
おっしゃる通り、このかたのビジネス、おそらく短期間で飛躍します。極めて重要なポイントが細胞レベルでわかってらっしゃる!
セールスにもマーケティングにも、ライティングスキルは必須ですから、学ぶのを実践するのを遅らせる理由はひとつもありませんね。
「何から取りかかればいいか?」そう思った瞬間、迷うことなく、ライティング能力を向上させることに、あなたの貴重な時間を使ってください!
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