《今週のエンパシーヒーロー》林もえこさん
にこにこハート株式会社代表取締役
日本高齢者アタッチメント協会会長
小学生の時、ご両親が自宅でケアハウスを開業したことから、高齢者の介護に携わって30年のキャリアを持つ、認知症介護の超プロフェッショナル。
林もえこさんのブログ『家族で支える認知症ケア』
この記事の目次
◆エンパシーでメルマガの登録が5倍になりました!
……
ももこ
林さんのメルマガ『もう困らない!家族で支える認知症ケア100のポイント』いつも楽しみに拝見してます。
……
林さん
わー!読んでくださって嬉しいです。
エンパシーライティングのおかげでメルマガを書くのが、本当にラクになったし、その他にも、いろいろな場面で使わせてもらってるんですよ。
……
ももこ
そうなんですね!
どんな場面でお役に立ってますか?
……
林さん
どんな場面というと・・・全部です^^
今、私が提供している全てのワークショップやセミナーは構想からシナリオ作り、配布資料までエンパシーチャートで作っています。
もちろん告知のためのランディングページ、販促のための小冊子、FAXを使ったダイレクトメール、メルマガ、ブログと、フル活用しています。
毎日のことなので、ささっとメモ的にエンパシーチャートを描く時もありますが、新しいコンテンツを出すときには、必ず、一度はしっかり描くようにしています。
エンパシーチャートを使うと独りよがりにならずに、いろいろな状況の読み手に寄り添った内容になるので、安心してリリースできるんですよね。
おかげさまで、昨年はエンパシーライティングを活用した、小冊子プレゼントのキャンペーンをしたのですが、たくさんの反響をいただいて、一回のご案内でメルマガのご登録が、一気に50名から250名の5倍に増えたんですよ!
……
ももこ
それは素晴らしいですね~!
◆「3日で1記事」が「1時間で3記事」に!
……
林さん
1番、助かってるのは短時間で文章が書けるようになったことです。
メルマガをスタートした2014年当初は、全然書けなくて、1記事を書くのに構想から仕上げまで、丸3日間くらいかかってました。
それが今は、だいたい1時間で1記事書けるようになって、自然に書く量も増えました。それが練習もなって、内容のクオリティも、ほんの少しずつですが、上がってきたような気がします。
先日は、集中して書いてたら、1時間で3つもメルマガの記事が完成してて、自分でも驚いたんですよ!
……
ももこ
1時間で3つも!すごい時間短縮されましたね。
林さんが、エンパシーライティングを学んだきっかけは、なんだったんですか?
……
林さん
実は、私は昔から自分の伝えたいことを言葉で表現することが、得意ではなくて、文章を書くのも苦手でした。
でも、独立開業の準備をするなかで、折にふれて、自分の伝えたいことを、わかりやすく言葉で表現する力や発信の方法を学ぶ必要があるなと思っていたんです。
そんな時に、エンパシーライティング開発者の中野さんにウェブマーケティングのコンサルを受けるチャンスをいただきました。
そのタイミングで、『エンパシーライティング・マスター講座』を受講しました。
◆『相手の視点に立つ』ってこれなんだ!
……
ももこ
講座中はいかがでしたか?
……
林さん
まず『相手の立場に立つ』ってこれなんだ!と、しみじみ腑に落ちました。
今までも、相手の立場に立った文章を書こうと、心がけてきましたが、具体的には、専門用語を使わないとか、噛み砕いた表現を心がけるくらいしかアイディアがなかったんです。
それが、自然にポジティブ側、ネガティブ側の両方の気持ちに寄り添うことができて、最終的に、ブレることなく相手の立場に立ったメッセージが完成するのが、すごいですよね。
それと、エンパシーチャートで出した、小さい付せんを大きい付せんにペタペタ貼り替える*スクリプト化のプロセスが、遊び感覚で楽しいけど、全体の構成を俯瞰しながら、しっかりとした文章が作れて、面白いなぁと思いました。
*スクリプト化・・・マスター講座のコンテンツ
……
ももこ
今後は、どんなことにエンパシーライティングはお役にたちそうですか?
……
林さん
私がお伝えしているのは、いわゆる認知症介護をラクにしていく方法論ですが、従来のものとは、前提が少し違うところがあります。
『認知症があっても大丈夫。幸せに生きていく方法があるよ!』というところが出発点なんです。
認知症=辛いものという従来の見方の角度を、1度でも、ポジティブな方向に向けられたら、介護の日常の中にも、家族の絆、愛や豊かさ、楽しさだって感じられる可能性があるのです。
1人でも多くの、認知症介護が辛いな、と思ってらっしゃる方に、このメッセージを届けるためにも、これからも今まで以上に、エンパシーライティングを使って発信していきたいですね。
自分にはできないって思ってたことでも、知識とテクニックとマインドを知ることで『出来ても良いんだ』『出来るんだ』と意識を変化させて『できた!』という体験へと導いていく。
私がエンパシーライティングを通して経験したことも、楽しく幸せな認知症介護へのプロセスもおんなじです。
◆モヤモヤしている人にオススメしたい
……
ももこ
最後に、林さんが誰かにエンパシーライティングをオススメするとしたら、どんな方にオススメしたいですか?
……
林さん
表現したいことがあるのに、上手く言葉に出来なくてモヤモヤしている人にオススメしたいですね。
自分の頭の中にあるものは、1回、外に出さないと客観的に見ることは、なかなか難しいけれど、エンパシーチャートはその出し方を教えてくれます。
私自身がそうだったのですが、描いてるうちに、自分ってこんなこと考えてたんだとか、人に対してはこう思ってたんだとか、自分の中の見えていなかった部分に光が当たるような発見があるんです。
それ自体が、自分自身の癒やしになったり、次への行動の勇気になるんです。
……
ももこ
6マスを埋めるプロセスには、自分自身と向き合えるセルフコーチングの効果もありますよね。
これからも林さんのご活躍、本当に楽しみにしてます。今日は貴重なお話ありがとうございました。
★林もえこさんの本日のまとめ
(まとめと言いながら書ききれなかったことも^^)
◆エンパシーでメルマガの登録が5倍になりました!
林さんのメルマガは、林さん自身の日常の身近なテーマから、専門的な認知症ケアのポイントへと一気に読ませる、流れのいい文章でいつも勉強になってます。ご興味ある方はぜひご一読してみてください!
◆「3日で1記事」が「1時間で3記事」に!
林さん曰く「言葉で自分を表現できるようになって、だんだん自分に対する自信もついてきた気がします。
今は、もっと書きたい!表現したい!と言う気持ちです」とのことでした^^素晴らしいです!
◆『相手の視点に立つ』ってこれなんだ!
文章の中での相手を思いやる『専門用語を使わない』や『噛み砕いた表現』が活きるのも『読み手の悩みや課題に寄り添った要素』を『相手の聞きたい順番で伝える』があってこそです。
◆モヤモヤしている人にオススメしたい
相手目線のメッセージを作るプロセスの中に、思いのほか自分自身の現在の想いや価値観が投影されていて、ハッとすることが多々あります。
心の内側にあるものを言葉にして書き出すことの効果ですね。
林さんがおっしゃるように、それ自体が、自分自身の癒やしになったり、次への行動の勇気になります。
メルマガバックナンバー@エンパシーデザイン・ラボ通信(2017年3月11日)より
文/インタビュー:エンパシーライティング・コーチ 平出ももこ
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