メルマガバックナンバー@エンパシーデザイン・ラボ通信(2016年3月3日)より
文/インタビュー:エンパシーライティング・コーチ 平出ももこ
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《今週のエンパシーヒーロー》:共田眞由美さん
株式会社エムズ企画デザイン事務所 代表
ブランディング・プロデューサー
エンパシーライティング認定コーチ
大阪を拠点に広告業界の第一線で全国規模の有名コンテンツを数々手がけてらっしゃいます。
お客さまのご要望に1つ1つ誠実に答えていたら、あっと言うまに20年たってたそうです^^
◆エンパシーで広告主にも選ばれる!
……
ももこ
昨年は共田さんが手がけられた広告が、
すごく話題になってましたね!
……
共田さん
ありがとうございます!
守秘義務があって詳しく、お話できないのですが、
もともとファンの方が多い作品と、
公共事業がコラボしたイベント企画で、
おかげさまで、ずいぶん話題にしていただきました。
このお仕事も、エンパシーライティングを
使ったプレゼンで、クライアント(広告主)さんに
選んでいただけたんですよ!
自分にとっては馴染みのない
ジャンルのイベントでしたが、
エンパシーライティングのおかげで、ご要望に添った、
しっかりした提案ができたかなと思います。
◆言葉にひっかかって悩むタイプでした
……
ももこ
エンパシーライティング・マスター講座を受講した
きっかけをお聞きしていいですか?
……
共田さん
たまたまネットで見つけて、
自分の思ってることを、カンタンに伝えられるようになるのかな?
くらいの、気軽な気持ちで申し込みました。
でも参加してみたら、私が長年抱えていた
モヤモヤが解消されたんですよ!
……
ももこ
おお!
それはくわしくお聞きしたいです!
……
共田さん
私は、子どものころから言葉に対して敏感で、
相手が何気なく言ったネガティブな言葉が心にひっかかって、
残ってしまうタイプだったんです。
たとえば、家族とのささいな会話の中でも
「ママはなぜこんなことを言うのかな?この間はこういったのに…」と、
そこにこだわって悩むことも多くて。
そんな、私の中で長年モヤモヤしていた、
ネガティヴな言葉が、エンパシーチャートの中で、
その背景とともに、正々堂々と書かれることに、
まず、えーっ!いいの?と驚きました。
仕事上でも
『相手の言ったことのウラを考える、真意を測る』
とはよく言いますが、
それを6マスの中で言語化して、
キチッと目に見えるカタチにすることが、
初めての体験だったんです。
……
ももこ
わかります!私も受講生のとき、
ネガティブなセリフをハッキリと出すことに、
えーっ!いいの?と戸惑いましたね!
◆自分史上の中で1番素直に『娘』になれた
……
共田さん
受講後の一番の変化は、6マスの中で、相手の言葉とその背景、
価値観、痛みや辛さも出して、
それに共感し寄り添うというプロセスを学んで、
以前よりも相手に一歩、自分から
歩み寄れるようになったんです。
いまは、日常の会話の中で、
相手に「なぜそんなことを言うの?」と
聞けなくて、後でモヤモヤした時、
エンパシーチャートを描くようになりました。
この使い方が正しいのかわかりませんが、
少しでもモヤっとしたら、
カフェの紙ナプキンなんかに
サラサラっと6マスの一部を描くんです。
自分の言った言葉、相手が言った言葉、
そしてその背景、寄り添う言葉。
それを描くことで、
モヤモヤと心にたまりそうな言葉を
整理して捨てられるんです。
それをするようになって、
母との関係が変わりました。
小学生の頃から、
自分の中に残っていた母からの言葉の
『背景』を見るようになって、
本当は、母は私を、こんなふうに愛してくれていたんだと、
受けとれるようになったんです。
それで、私の母にかける言葉も
自然に変わって、ケンカしなくなりました。
自分史上の中で1番素直に
『娘』になれた気がします。
◆ビジネスにもセルフコーチングにも
……
共田さん
エンパシーライティングは、
シンプルなだけに、直接的にビジネスに
活用されてる方もいれば、
私のように、
対人関係で残る小さなトゲのような
モヤモヤを断捨離する
セルフコーチングとしての活用もあって、
本当に懐の深いメソッドですよね。
……
ももこ
共田さんは
エンパシーライティング・コーチ講座も
受講してくださってますよね?
……
共田さん
認定コーチになったのは、
これから本格的にはじめる
医療分野でのプロデュース業に、
活かしていきたいと思ったからなんです。
たとえば、若い医療従事者とシニアの患者さまの
世代間のギャップを埋めるようなプログラムに、
エンパシーライティングは、
とても有効だと思うんです。
……
ももこ
確かに!
世代間ギャップを埋めるのに
エンパシーライティングは
ピッタリのツールですよね!
今日は貴重なお話をありがとうございました。
これからも、
エンパシーライティング認定コーチ仲間としても、
よろしくお願い申し上げます!
★共田眞由美さんの本日のまとめ
(まとめと言いながら書ききれなかったことも^^)
◆エンパシーで広告主にも選ばれる!
馴染みのないジャンルに、一瞬とまどったそうですが、エンパシーチャートを描くことで、クライアントである企業さんと、最終的にそれを手にとるお客さまの喜ぶ顔が同時に見えて、ご自身でも納得のいく提案が完成したそうです。
◆言葉にひっかかって悩むタイプでした
ネガティブ側のセリフは、実は、自分の中の不安や恐れがあらわれるパート。
確かにドキドキしますが、思いきって書き出してみると、なーんだ!
こんなことが不安だったのね!と、ちょっとホッとするパートです。
◆自分史上の中で1番、素直に『娘』になれた
お母さまの『言葉』の背景をみるようになって、ずっと変わらず、愛されてきた事実を受け取れるようになった共田さん。
エンパシーチャートは描くだけで、相手に対して視点が変わって、関わりの可能性が開花することがあります。
◆ビジネスにもセルフコーチングにも
先月、見学させていただいた、岡山の朝日塾小学校のエンパシーライティングを使った卒業文集の授業でも、生徒さんは、未来の自分を読み手にして、生き生きと目標達成のプロセスを自ら描いていました。
こちらの事例もセルフコーチング的活用の好例です。
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