2002年、ちょー貧乏で、穴があいたシャツをオシャレと自分に言い聞かせて強がっていたころ、本屋で1冊の本に出会いました。
お腹が鳴いているのを忘れるために、そっと手に取り気がついたら、夢中でページをめくっていたのが、このマインドマップ本(いまは絶版かも)。
でも、当時は、明日の飯に精一杯で、とてもじゃないけど本1冊すら買えなかったので、読んだ内容を忘れないように急ぎ帰って、思い出しながら見よう見まねで、マインドマップを描きなぐった。
仕事帰りのひとり勉強会(本屋で)が習慣となり、2週間が過ぎるころには、かなりのマインドマッパーになっていました。
マインドマップとは、それからの付き合いだから、かれこれ13年以上お世話になっています。
マインドマップは、ノート術としても役に立ちますが、関連することがらを整理しながら拡散する放射思考の能力を高めてくれます。
だから、マインドマップを描かなくなっても、その思考方法は自分の能力としてインストールすることができる。
そういった意味では、マインドマップは、ノート術でありながら、思考ツールである、と私は思っています。
■なぜ、ツール化する思考が整理され、人に共有できるようになるのか?
私は、エンパシーチャートをはじめとして、いろいろとツールを創っています。
・エンパシーチャート
・穴埋め文章作成テンプレート(Catch me if you can の法則)
・エンパシーエールチャート
・コアバリュー明確化マップ
・コンテンツ拡張シート
・コンテンツ自己成長マーケティング
・アクセス導線マップ
・スクリプト化
・セールスレターパーフェクトチャート
・セールスライティング テンプレート(エンパシー・ヒーローズステップ)
・寄り添いマップ
と、いろいろあるわけですが、ツールをつくりたくて、創っているわけではないんです。
(改めて並べてみるといっぱいなるなーっ)
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「なんのために?」 ツール化しているかというと、理由は主に2つあります。
ひとつは、1枚にまとめようと、思考を巡らせることで、自分の頭をすっきり整理するため。
だから、基本は自分で使うため、仕事の効率化のために開発してるんです。
もうひとつは、思考パターンや思考プロセスを共有するためです。
たとえば、リンゴを知らない人に、リンゴを教えるとしたら、なんて説明しますか?
これ、意外に難しいですよ。でも、リンゴを直接手渡してしまえば、視覚的な色カタチだけではなく、その重さ、手触り、食感、味などさまざまな情報を同時に、しかも一瞬で伝えることができますよね。
同じように、1枚にツール化することは、文字や口頭で説明すると膨大になる情報量をぎゅーっと圧縮してくれます。
しかも、ツールを使いはじめれば、伝えたこと以上の学びももたらしてくれる効果もあるのですから、ものすごく便利です。
たとえば、「思いやりを持ちなさい!」って子供に言っても、そのお題目だけが宙ぶらりんになって、思いやりを持ちたくても持てないフラストレーションだけが、お互いに積み上げられていきます。
しかし、エンパシーチャートを描いた子供たちは、自然に相手を思いやることを身につけていくと、学校の先生たちは言ってくれます。これは、なによりうれしいことです!
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ツールをつくった本人ですら、使っていくうちに、ツールから教わることが、たくさんあります。自分の分身でありながら、相棒のような存在です。そういった意味で、エンパシーチャートには、私自身、相当成長させていただきました。
まぁ、もともと建築出身でモノ作りが好きだというのが一番の理由ですが、1枚にまとめるという行為は、多くの副産物を生み出します。
【1枚に、まとめてみる】
あなたの仕事でも、ぜひチャレンジしてみてください。脳の活性化 & スッキリしますよ!
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