「アイデアがでないな〜っ」
ってときには、今の延長線上にアイデアを求めないことが、新しい発想の芽を創ります。
先日、神田昌典さん主催の『マーケティング白熱会議』に登壇させてもらいました。
神田さんを入れて10人の講師陣、
●リターゲティング広告のプロ
●動画マーケティングのプロ
●facebookマーケティングのプロ
●Youtubeやニコニコ動画実践のプロ
●ランディングページ制作のプロ
●海外マーケティングのプロ
●プロダクトローンチのプロ
という各ジャンルのプロが集まりました(ちなみに私は、コピーライティングのプロとして)。
マーケティングという大きなジャンルは同じものの、それぞれの専門性をみていただくとわかる通り、内容がリンクする部分はあるものの、全然ちがうわけです。
■2つの反応パターン
こういった異質なものと出会ったときの反応には、2通りのパターンあります。
ひとつは、「自分とは関係ないし〜」とそっぽを向く反応。
もうひとつは、「もし、自分のビジネスに取り入れるとしたら・・・」と積極的に向き合う反応。
後者の反応をする人の方が、視野が広がり、ビジネスに幅や厚みがでることは間違いないでしょう。
私が尊敬する人には、「視野の広さ」という共通点があります。
自分のビジネスの外側の情報はもちろん、歴史や科学、宗教など、一見関係ないと思える情報が見事に調和している。
ここに、人としての奥深さを感じるので、惹かれるんでしょうね。
■アイデアに行き詰まったときにやること
話しをアイデアに戻しますね。
アイデアに行き詰まりを感じたら、まったく違うジャンルの情報や、普段意識の外にあるけど、何となく気になっている情報に目を向けると、インスピレーションが降ってくることがあります。
たとえば、私の場合、文章に関しての情報(書籍やネット)で、ものすごく気づきのある情報と出会うことは、あまりありません。
これまでインプットしてきた膨大な情報とアウトプットして得た経験の中にほとんどが収まってしまうことが多いからです。
しかし、まったく文章とは関わりのない分野でいえば、相対性理論や量子力学などからは、いままで考えたこともなかったアイデアが生まれたりします。
文章と近い部分でいえば、プレゼンテーションの情報に文章で活用できる情報をピックアップすることができます。
文章とプレゼンテーションは、文字で伝えるか、体と声で伝えるかの媒体の違いだけで本質的に同じです。
こういった本質的に同じジャンルからは、直接的な学びが多いので、オススメです。
最近読んで参考になったプレゼンテーションの本を参考までに2冊ほどご紹介しますね。
300ページという分厚さの中に、非常に細かくプレゼンテーションが語られていますので、プレゼンの辞書的にもいいですね。
▼ダイアモンド・プレゼンテーション戦略の3ステップ
ステップ1:コンセプト設計
ステップ2:シナリオ設計
ステップ3:スタイル設計
という方法論は、エンパシーチャートとも通じるところがあり、個人的にも共感です。
●世界最高のプレゼン術 World Class Speaking (ノンフィクション単行本)
スライドの作り方や時間配分なども具体的に書いてありますので、プレゼンをまったくやったことがない人にも、すぐに取り入れられる内容が多いです。
それらのテクニックが文章にも応用できます。
文章であれば、プレゼンテーションやスピーチの情報がすぐに取り入れられるのでオススメです。
特に、文章構成を考える上では、プレゼンテーションスキルに学ぶことは多いですね。
プレゼンテーションの方が、レスポンスがダイレクトなだけ(つまんなかったら目の前で眠られてしまう・・・)、洗練されるのかもしれません。
あなたが活躍するジャンルでは、どんな情報が参考になりそうかを、少し考えてみてください。
詰まった栓が抜けるようなブレイクスルーがきっとそこにありますよ。
PS.
『6分間文章術――想いを伝える教科書』も、もちろん参考になりますよ^^
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