「フェイスブック(Facebook)をビジネスで活用すると儲かる」
みたいな情報ってよくありますよね。
これは半分正解だけど、半分不正解。
正確な表現をすると、こうなります。
「フェイスブック(Facebook)は ○○ に便利なので、ビジネスにおいて活用すれば ◎◎ できるようになり、結果として儲かる」
つまり、大切なのは、フェイスブック(Facebook)を使うことではなく、「○○」や「◎◎」なわけです。
たとえば、こんな感じ。
「フェイスブック(Facebook)はコミュニケーションやコミュニティ運営に便利なので、ビジネスにおいて活用すれば、顧客との関係性を円滑できるようになり、結果として儲かる」
この場合大切なことは、フェイスブック(Facebook)というツールではなく、顧客との関係性を構築するためのコミュニケーションやコミュニティ運営なわけです。しかし、こういった本質を忘れてしまうと、ツールに踊らされることになります。
自分がコントロールできない(仕様変更やサービス停止など)ツールへの依存度が高くなればなるほど、リスクは高くなります。
そもそも、なぜ、あなたはツール(フェイスブックやブログなど)を使っていますか?
■システム効率化という、落とし穴
似たようなことがシステムにおいてもよくあります。
システムは、ビジネスを効率化する上で、もはや、なくてはならないものです。
だけど、そこに落とし穴があります。
システムを構築すると、あたかもそれが正しいかのごとく、前提となることがよくあるからです。
お客さんやパートナーとよりよい関係を築くための効率化のために、システムを組んだはずなのに、だんだんとシステムが主人になってくる。
クライアントさんから、こんな状況をきくと、ターミネーターで機械が人間を支配しようとする世界と、それほど違いがなく見えるんですよね。
『お客さんにとっての価値を高めるために○○したいんだけど・・・』
「システム的に、ちょっとムズカシイですね」
『パートナーとのコミュニケーションを円滑にするために、□□したいよね・・・』
「システム的に、ここまでならできますけど」
みたいな、本末転倒なやり取りをあなたも体験したことがあるかもしれません。
こういったときは、“そもそもなぜ”に戻りましょう。
“そもそもなぜ”、システムを構築したのか?
この質問をしたとたん、たいていの経営者は、“ゴールを達成するためのシステム”であることに気がつきます。
ゴール達成が主体で、システムが対象なわけです。
顧客からビジネスをスタートせずに、システムから生まれたビジネスは、絶対にうまくいきません。
■まとめ
いつも心に「そもそもなぜ?」という質問を!
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