エンパシーチャートには、私がいままで学んできた、さまざまなエッセンス(NLP、個性心理学、心理学、大脳生理学、マインドマップ、フォトリーディング、全脳思考、成功哲学、飛び込みセールス、住宅設計、10年間の文章経験 など)が埋め込まれています。
それだけに語り出すと、とっても奥深いんです。
「エンパシーで、ネガティブな架空の人物を登場させる部分
この部分は、「ネガティブな特定の人物」ではなく、「架空の人物」ってところがポイントなのですよね?
その理由や利点を知りたいです!」
と先日の記事に「ANAとジャックバウアーと沖縄」ご質問をいただきました。
※記事内容と質問には関連がありません笑
今日は、エンパシーチャートで設定する、ポジティブとネガティブの対象設定について書いていきますね。
エンパシーチャートを知らない方には、なんだかよくわからないと思いますので、今日の記事はスルーしてください。
■ペルソナをハッピーにするのはどうか?
エンパシーチャートを描くときには、あなたの文章を読んでワクワクする“具体的にひとり”をイメージしてもらいます(ポジティブな対象)。
マーケティング業界の方に、ときどき質問を受ける質問として、“具体的なひとり”は「ペルソナ」でもいいのか? というのがあります。
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「ペルソナ」戦略とは、「ペルソナ」という代表的な顧客プロフィールを詳細に設定し、企業内で共有し、人物像への理解を深めることでマーケティング方針を統一する戦略
私の答えは、リアルにイメージできるのであれば「ペルソナ」でもかまわないが、できれば実在する“具体的なひとり”にしてください。
とお答えしています。
なぜなら、「ペルソナ」という架空の顧客像をイメージしていくと、実在しないだけに、自分にとって都合のよいセリフやイメージを投影しやすくなってしまうからです。
共感を生み出すためには、相手に寄り添って、メッセージを創造することが大切ですので、具体的なイメージから展開していくことが重要なのです。
もちろん、共通点のない人たちが集まって、エンパシーチャートを描くときなど、共有できる人物がいない場合には、「ペルソナ」を使うこともありますが、それでも、誰かの“具体的なひとり”を共有して、進めた方が共感を生むメッセージは生まれやすいと感じています。
■ネガティブの対象は、どうして「架空の人物」なのか?
勝手な想像で相手にネガティブをイメージを持ってしまいかねないからです。
先に設定したポジティブな対象は“具体的なひとり”でしたが、これはハッピーになっている姿をイメージするので、いくら想像を膨らましてもOKです。
しかし、ネガティブも同じように“具体的なひとり”から連想してしまうと、勝手な想像が膨らんで、相手にネガティブなイメージを持ってしまったり、想像と現実が混ざり合ってしまう可能性も否めません(ほとんどの場合は問題ありませんが)。
ですので、ネガティブな対象は「架空の人物」を設定するようにお伝えしています。これは「ペルソナ」といってもいいでしょう。
ただ、「架空の人物」ですと、“具体的なひとり”に比べて、イメージしにくくなりますので、6マスの左下【ネガティブな感情】をヒントにしながら、「架空の人物(ペルソナ)」をイメージしていきます。
「あー、そういう人もいるよねーっ」と笑ながら、ネガティブと向き合うと、より楽しくエンパシーチャートが描けるかもしれませんね。
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