《今週のエンパシーヒーロー》矢根克浩さん
今回のエンパシー・ヒーローズインタビューは、6月28日に開催された、大阪の障がい者福祉施設での「iEmpathy(アイ・エンパシー)実践講習会」の模様をレポート & インタビューで、2回にわたってお送りします。
>>>レポート第2段はこちら
今回は、中野さんがビジネス・ライフデザイン株式会社の代表、矢根克浩さんと以前からのお知り合いで、iEmpathy(アイ・エンパシー)をお仕事で活用されているというお話から、スタッフさんにも使い方を知ってほしいということで、開催の運びとなりました。
この記事の目次
◆障がい者の方がライターさんです!
矢根さんの会社は実は、就労継続支援A型事務所と呼ばれる障がい者福祉施設なんです。
ネットなんかで調べると、「通常の事業所に雇用されることが困難な障がいを持つ方に、就労の機会や、能力向上の訓練を行う事業所」と出てくるので、お仕事内容は勝手な想像ですが、比較的、軽作業や単純作業をイメージしていました。
ところが、矢根さんのところは違うんです!
スタッフさん(利用者さん)がされてるお仕事は……
・インターネット広告運用・リスティング広告
・SNSライティング代行、メルマガ代筆
・ニュースレター代行(作成・印刷・発送まで)
なんです!
◆利用者さんに年収200万になってもらう
障がい者の方とWEBマーケティング!
一瞬、意外な組み合わせと思いましたが、こちらのオフィスに実際に伺って、とても自然に業務をおこなえる、様々なシステムと工夫をされていることに感動しました。
そして、目指すのは「業務に貢献してくれているスタッフ(利用者さん)に年収200万以上になってもらう事」
もう一つは、「下請け仕事では無く、自ら仕事をクリエイト(創造)していく。障がいを持った人にも自立できる環境を作る!」
「年収200万」という現実的な数字の目標と「障がいがあっても、仕事をクリエイトして自立するんだ」というワクワクするような理想の世界観。
この2つを大切にされている感覚が、エンパシーライティングとピッタリで、だからこそiEmpathy(アイ・エンパシー)を業務に取り入れたいと、仰っていただけたのかな~とも思いました。
◆続いて、iEmpathy(アイ・エンパシー)実践講習会後の矢根さんのインタビューです
講習会の様子と、矢根さんのパートナー高橋亮裕さんのインタビューを後編として、次号でお届けします。
《矢根克浩さんのプロフィール》
大阪市指定障害者就労継続支援A型事業所ビジネス・ライフデザイン株式会社 代表取締役
歯科医療施設のデザイン会社、プランニングボックス代表
非営利型一般社団法人コ・メディカル育成支援協会理事長
◆よりクリエイティブな部分に集中できる
……
ももこ
今日の「iEmpathy(アイ・エンパシー)実践講習会」いかがでしたか?
……
矢根さん
いや~今日は勉強になりました。
エンパシーライティングは前から、使わせてもらってましたが、いつも、色々と書きたくなって、付せんの中の文章が長くなったり、付せんの数が増えてごちゃごちゃしがちだったんです。
それが、iEmpathy(アイ・エンパシー)を使うと、付せんにはキーワードを入力して、あとは、文章でいくらでも入力しておけるので、そのストレスがなくなりました。
そして、今まで紙にペンで描いていた時よりも、スムーズに、アイデアを整理しながら記録していけるので、よりクリエイティブな部分に集中できそうですよ。
……
ももこ
わかります!付せんのキーワードと、その後に続く詳細を、同時にサクサク入力しておけるのいいですよね~。ちなみに、これからどんな場面で、お役に立ちそうですか?
◆誰でも質の高い文章が書けるようになる
……
矢根さん
そうですね、iEmpathy(アイ・エンパシー)をベースに「文章の書き方」を伝えていきたいですね。iEmpathy(アイ・エンパシー)という、文章を書くための発想と、それを文章化するためのフレームワークは、うちの職場でも全員に必要なので。
エンパシーチャートの特性でもありますが、一個の文章を書くにあたって、意図にブレが少なく、最後まで書けるところがいいんです。いろいろ思いながら書いてしまうと、絞り込みという部分がすごく弱くなるので、そこが非常に秀逸!
ですから、使っていけば、誰でも質の高い文章が、書けるようになると思うんです。
……
ももこ
今日をきっかけに、ぜひぜひ、スタッフの皆さんにiEmpathy(アイ・エンパシー)でお仕事していただきたいです。
……
矢根さん
はい!ぜひ、そうなるようにフォローしていきます。今日は、大阪まで来てくださって、本当にありがとうございました!
私自身も、iEmpathy(アイ・エンパシー)の使い方や、ツールの中の込められた「中野さんの意図」なんかがわかって、本当に興味深く、面白かったです。
……
ももこ
こちらこそ、貴重な機会をありがとうざいました。
◆次号の予告
次号、後編、講座中の様子と矢根さんのパートナー高橋亮裕さんのインタビューです。
iEmpathy(アイ・エンパシー)実践講習会レポート その2 in 障がい者福祉施設 ─ 高橋亮裕さん★hero_082
メルマガバックナンバー@エンパシーデザイン・ラボ通信(2017年7月15日)より
文/インタビュー:エンパシーライティング・コーチ 平出ももこ
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