エンパシーライティング認定コーチの平出ももこです。
『文章で輝くあなたの未来』これが今回の授業のテーマでした。
エンパシーライティング開発者の中野巧さんの全面サポートでコンテンツは完璧!
そして中学2年生と描くエンパシーチャートのテーマは『私のイチオシに いいね と言ってもらう』にしました。
「いいねと言われる」ことは、応援されること。1人で出来ることは本当に限られています。
でも、応援されるチカラがあれば、より早く大きな夢を叶えることができます。
自分の好きなことや夢を、受けとったひとが、
『それいいじゃん!』『応援したくなる!』
と言いたくなるようなメッセージにする方法を、今日は一緒にやってみようね!
そんな想いを込めてテーマを選びました。
授業の前の日、水木先生のご自宅で打ち合わせをしながら、事前に普通に書いてもらった生徒さんのイチオシ作文をみながら、76人全員の名前とイチオシをチェックしてたんですが、皆んなのイチオシが可愛くて!
マンガやアイドル、お笑い番組ばかりかと思いきや、そういうものは以外と少なくて、お友だちの◯◯ちゃんや、部活動が盛んな東北中らしく部活で使うバットやラケット、楽器を選んでる子が多かったです。
この時点で生徒さん一人一人が、もう他人じゃないというか、早く会いたいなという気持ちになってました。
*
当日の朝は、水木先生と一緒に登校。
午前中は、
・校長先生にご挨拶
・職員室の先生方にご挨拶
・朝の学活で生徒さんに挨拶
・国語の担当の先生と打ち合わせ
・水木先生の数学の授業の見学
・事務の方と会場の体育館の準備
と忙しく動きまわり、ランチは職員室で給食をわけていただいて生徒さんと同じものをご馳走に。
煮魚と炊き込みご飯、お味噌汁、パックの牛乳も懐かしく、美味しく完食させていただきました。
いよいよ本番。
生徒さん76名、先生5名、ゲスト2名、合計83名。
体育館に、机と椅子をならべた広々とした大きな教室で、もう本当に『できる準備は全部した!』という安心感に包まれたリラックスしたスタートでした。
誤解を恐れずにいうとわたしの中では、授業はパーフェクトでした。
もちろん、たくさんの混乱や停滞が起こって、水木先生や見学に来てくれた友だちはちょっぴりハラハラ…というか、あわてたと思います。
でも、わたしの中の『上手くいっている感』は消えませんでした。
その理由は
①前半に丁寧に説明した『今日の授業の目的』を、生徒さんが、理解している手ごたえがあった。
②混乱や停滞のパートは完全に想定内のところだった。
③再三に渡って水木先生と生徒さんの情報を共有していたので、体育館に83名いても、ひとりひとりの顔が良く見えていて、皆んな、リラックスして、楽しそうだったから!
そして120分のエンパシーライティングの授業は予定終了時間 ピッタリに終了しました。
なぜか、このときのわたしの気持ちは「やったーっ!」とか「たのしかったー!」ではありませんでした。
それよりも、もっと強く思うことがあったからです。
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6月25日の東北中学校でのエンパシーライティングの授業から約1ヶ月。
水木先生から、何度も成果のご報告をいただいています。
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ももちゃん、
うれしいお知らせです。
先週の学年朝会のスピーチは、
主人公がわかる内容に変化しました。
そして金曜日、
講師を招いた総合の学習第2弾、
学年の代表に感想を言わせたら、
講師も唸るステキな発表をしてくれました。
ももちゃんが蒔いてくれたタネ、
しっかりと育っていますよ♪
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私が、授業が終わった瞬間1番感じたのは、東北中学校の先生方の素晴らしさと校風でした。
この生徒さんの笑顔は、99%、水木慈恵先生と東北中学校全体の今日より前の取りくみの結果だ!
私やエンパシーライティングのチカラはほんの1%だ!ということでした。
『外部からの風をうけいれる土壌がある』
その環境をつくるのはカンタンなことではなありません。
生徒の人生に夢を与えたいという意思のある先生と、それを支える文化が東北中学校にはありました。
毎日毎日、コツコツとホンモノの畑のように手入れされた土のうえだったからエンパシーライティングの夢のタネも芽をだすことができました。
*
その日の帰りには、授業の感想文をいただくことができました!
帰りの学活の10分間を、私あての感想文を書く時間にしてくださったんです。
全員が提出&内容もしっかり書けてて、エンパシーの、あまりの即効性に先生も驚いてらっしゃいました。
(全員が時間内に提出することは、今までなかったそう)
帰り道、水木先生に空港に送っていただく車の中でさっそく読みました。
その中に、水木先生も私も、 見入った1枚がありました。
『小学生のときは、作文を書くのは楽しかったけど、中学生になって決まりごとがたくさんで、好きなように書けなくなってキライになった。それが今日の授業で、また楽しくなった』
じつは、事前にうかがっていたのですが、この学年の生徒さんたちは、一年生のとき、正統派の論文作成法の指導をみっちりうけていました。
その先生は、厳しい方で、つねにもっと良くなるはずだと、生徒さんを褒めることはほとんどなかったと。
ここからは、わたしの想像ですが、2年生になって先生が変わっても、生徒さんたちは、厳しかった1年生のときの先生を読み手にして作文を書いていたんですよね。
「エンパシーチャートの読み手の設定は好きな人、その人をハッピーにしたいなと思える人にしてください」といつも講座の中では、お話しています。
『一生役立つ正しい文章の書き方を身につけてほしい先生』と
『その先生をよろこばせたい、ほめてほしい生徒さん』
どちらも想いあっているのに残念ながら、お互いのあいだに共感が生まれていなかったから文章がモノトーンでさみしいものになっていんですよね。
今回の授業で、生徒さんの『心のエンパシーチャート』の読み手が変わりました。
だから『文章を書くことへの感覚』が一瞬で変わったのは当たりまえなんです。
それに成功しただけでも今日の授業をやって本当に良かったと思いました。
ここまで、長い文章におつきあいいただきありがとうございました!
これからは、東北中学校の2年生とエンパシーライティングのある実験をレポートしていきますので、また、よろしくお願い申し上げます。
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