「三流の練習を100年やっても、一流にはなれない」
柔道の元金メダリストの古賀さんの言葉。
ガツンときました。なるほど。
確かに、文章も書くほどに上達しますが、効果的な練習をした方がいいのは間違いなさそうです。
この記事に、
「長くなってしまう文章を簡潔(短く)するにはどうすればよいか?」
というご質問をいただきました。とても重要なポイントです。
なぜなら、短い文章を書くことが、文章クオリティを飛躍させることにつながるからです。
文章を短く、結晶化するプロセスが、あなたの文章を研磨し、光り輝かせます。
実は、文章を短くすることは、長くするよりも高いスキルが必要です。
たとえば、まず、下記の5行の文章を読んでみてください。
(例で書いた文章なので、内容自体にさして意味はないです、、、)
私には夢があります。
いままでは、その夢に気づかないように、心の引き出しの奥にしまい込んでいました。
だけど、その夢に向かって生きていこうと決意しました。
すると・・・、そう決めた私を試すように、夢に反対する人が現れます。
夢に向かって進もうとすると、邪魔されるんです。
これを、1行で書き換えてみてください。
どうぞ!
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1行で書こうと思うと、一番伝えたいことをみつけなければなりません。
ここさえ伝われば、詳細は伝わらなくても、コアとなるメッセージがインパクトを増し、ガツンと記憶に残る!
そんなポイントを私は「文章の急所」と言っています。
私なりの、5行の文章の急所を捉えて、1行(1文)にするとこうなります。
“夢を生きようとすると、ドリームキラーが現れる。”
もちろん、前の文章の方がわかりやすいと感じる方もいらっしゃると思いますが、1行にした方が 私が伝えたいことを明確に表現できます。
さらに、大切なことは、短くしようとすることで、自分の頭の中で、いったい何を伝えたいかが明確になることです。
あなたがいままで書いた文章で、ぜひ試してみてください。
体温が上がるほど、脳に汗をかく練習ですが、「文章の急所」をみつけた瞬間、その汗は快感に変わりますよ。
「文章の急所」をみつけた後、詳細部分を加えて文章を付け加えると、同じ5行だったとしても、まったく違うものになることに驚かれるはずです。ぜひ、お試しあれ!
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