メルマガバックナンバー@エンパシーデザイン・ラボ通信(2015年5月7日)より
文/インタビュー:エンパシーライティング・コーチ 平出ももこ
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≪今週のエンパシーヒーロー≫:福田博規さん
子育て大学 発起人。
複数の会社経営のかたわら、子ども1人1人の『大好きなこと』を中心に据えた子育ての普及活動をされています。
福田さんの大らかで愛にあふれた眼差しは子どもたちだけでなく、福田さんの周りのすべてのオトナにも、くまなく向けられています。
◆煽る文章からの卒業
……
ももこ
まず、エンパシーライティングを学んだ、
きっかけからお聞きしていいですか?
……
福田さん
きっかけは、私のライフワーク
『子育て大学』のために、
共感される文章が書きたかったんです。
私は以前、不動産業で、
いわゆる煽る文章を、
たくさん勉強して書いていました。
緊急性や限定感を強調して、
とにかく、今すぐ買わなきゃ損!という
気持ちにさせる文章で、
当時、事業はすごく上手くいってました。
でも、そういう文章から、
卒業したかったんです。
今回は子育てがテーマですし、
共感されて仲間が増えていくような
メッセージが書きたくて、
勉強仲間の間で、話題になっていた、
エンパシーライティング1DAY 講座を
受講しました。
……
ももこ
講座中はいかがでしたか?
……
福田さん
書籍『6分間文章術』は読んでましたが、
やっぱり実際に講座に参加して、
腑に落ちるところがたくさんありました!
なにより、講師の中野さんの
話がはじまって数分で
「これで煽りから解放されるぞ!」と
確信して、嬉しくて、
ずっとニヤニヤしてました。
◆家族そろって書いてます
……
ももこ
そうだったんですねーっ^ ^ その時の、
福田さんの笑顔が目に浮かびます!
受講後はどんな感じですか?
……
福田さん
毎日、実践してますよ!まず、
エンパシーライティング1DAY 講座の
特典で頂いた、
『穴埋め文章作成テンプレート〜 Catch me if you can の法則』※の
DVD を流しながら、
家族全員で作文してます!
あれは、本当に良いツールですね!
リビングで「さぁ行くぞ!」と
ワイワイ言いながら、妻は PTA 通信、
小学生と中学生の息子と娘は作文、
私はセールスレターを書いてます。
私がやってたら、
自然に妻や子供たちも、一緒に、
並んで書くようになったんですよね。
……
ももこ
わー楽しそう…!
そして、あの DVD を
活用してくださって嬉しいです!
◆もめそうな友だち同士のメールやラインに
……
福田さん
あと、うちの娘と、その友だちは、
『寄り添いマップ』に、はまってますよ!
娘の友だちに、
娘の文章がすごく良くなったけど、
なんで?と聞かれたので、
『6分間文章術』と『売れる文章術』を
すすめたら、みんな、
次の日には買ってくれて。
彼女たちは、『寄り添いマップ』や
『エンパシーチャート』を、
友だち同士のメールやラインに
使ってるみたいです。
今までは、少しもめそうな内容でも、
思ったことは、そのままパンッと
書いたそうです。
その結果、相手も自分も
傷つくことがあったけど、
今は、『エンパシーチャート』を
描いてから送ってる。
そうすると、
変なケンカしないですむと言ってました。
そういう使い方もあるんだ!と、
私も感心しました。
中学三年にもなると受験もあるし、
お互いはライバルという空気が
学校の中でもあるようです。
それが『エンパシーチャート』を
描くことでもともと自分たちは小学校から
ずっと友だちで、何も変わらず、
小さい頃のまま仲良しで良いんだ!と
許可を与えられた気持ちに、
なったんでしょうね。
……
ももこ
じーん としますね。
子ども達は、素直な分、
良いことを吸収して
変化するのが早いですね!
◆仲間はずれの中学生が『寄り添いマップ』に出会ったら
……
福田さん
本当にそうなんです。
その中でも、1番変化したのは、
仲間はずれになっていた
Yちゃんですね。
Yちゃんは、性格はいいんですが、
口の悪い大阪のオバチャン的な
一言多いタイプで、
それが原因でクラスでも孤立していました。
仲間はずれを持ち越したくないから、
遠くの高校に進学すると
言ってたくらいだったんです。
それが、1月の中頃から、
『寄り添いマップ』を毎日のように描いて
まず、2週間で尖ったところがなくなって
小学生のころの柔らかい素直な雰囲気に
どんどん戻っていった感じでした。
そして中学生最後の春休みには、
クラスの友だちを誘ったり、
誘われたりして、楽しそうに
遊べるようになってたんです!
……
ももこ
それはすごい!感動しました!!!
もう少し詳しくお聞きしていいですか?
Yちゃんは1人で、
『寄り添いマップ』を描いてたんですか?
……
福田さん
最初は少し手伝いました。でも、
「私、嫌われてるから。そのことを描く」
と、うちの娘と二人で、
どんどん進めてました。
「なぜ、私は友だちを傷つけるのですか?」
「どうして相手は傷ついた気持ちになるのですか?」
「私の言葉で、相手の気持ちがほぐれたら、相手はどんな気持ちになりますか?」
ひたすら、自分と相手の気持ちに
焦点を当てて描いてましたね。
そして、自分自身に
たくさん質問するうちに、
「みんな私がきらい。私も私がきらい」
「きらわれた原因が、自分の言葉や、態度だと認めたくない」
という後向きな気持ちが
「自分を好きになりたい。それには友だちとも仲良くしたい」
と、だんだんと前向きな気持ちに
なったそうです。
Yちゃんを見ていて、
『寄り添いマップ』は自分と向き合うのに
とても良いツールだと思いました。
今も、Yちゃんも、うちの娘も
毎日、なんやかやと、
『寄り添いマップ』を描いてますよ。
……
ももこ
大人でも自分と向き合うのは
簡単ではないのに・・・!
Yちゃん、自分で自分を
コーチングしたんですね。
そして、見守った福田さんも
本当に素晴らしい!
ステキな お話ありがとうございました!
それでは、最後に
『エンパシーチャート』や
『寄り添いマップ』を描くときのコツや
工夫してることはありますか?
……
福田さん
そうですね、今はツールを、
自分の血肉にしているところなので、
とにかく毎日、継続して描いてます。
それと、身につくまではアレンジはせずに
教えていただいた通りに、
丁寧にやってますね。
……
ももこ
おお!やはり、
継続して描くことと、
基本を大切にすることは、
技術習得の王道ですね!
……
福田さん
先日、『子育て大学』のコンテンツを、
大阪府に新規事業展開の一案として
提出する資料を作りました。
けっこうカチッと書きましたが、
半日もかからずに、
納得いく内容のものが出来ました。
これからも、私自身にも、
子どもたちにも
エンパシーライティングを、
どんどん活用していきます!
……
ももこ
今日は、本当に貴重なお話を
ありがとうございました!
★福田博規さんの本日のまとめ
(まとめと言いながら書ききれなかったことも^^)
◆煽る文章からの卒業
「このままでは、あなたの育児はバラバラになる!」
育児がバラバラ?思わず続きが読みたくなりますが。。。
以前は、気づくとこんな感じの『不安を煽る文章』を書いていたそうです。
いまは仲間作りのために、『不安に寄り添う文章』をバリバリ書いてらっしゃいます。
◆家族そろって書いてます
子どもは、大人が楽しそうにしていることに、絶対、興味を示しますよね。
家族が一緒に学ぶエンパシーライティング講座があるといいかもしれません!
◆もめそうな友だち同士のメールやラインに
自分の気持ちを直接ぶつけずに、エンパシーチャートを描いてから伝える。
相手の立場に立つことを自然に学べる、素晴らしい活用法です!
◆仲間はずれの中学生が『寄り添いマップ』に出会ったら
受け入れがたい「仲間はずれの自分」を、『寄り添いマップ』を使って、少しづつ受け入れて、自分で 心を成長させたYちゃん。
『寄り添いマップ』が大好きになって、開発者の中野さんに会ってみたいと言ってるそうですよ!中野さん^^
※『穴埋め文章作成テンプレート〜 Catch me if you can の法則』をご活用の方も多いと思いますが、まだの方はこちらからどうぞ(無料)。
新しくなったホームページの『各種ツール』もご参考ください。
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