努力は報われる。
あなたは、この言葉をどう思いますか?
高校での講演会などで、私は「努力は報われない」と話します。
正確に言うのであれば、「努力は結果に直結しないという意味で、すぐに報われない」と思っています。
努力が報われる、のであれば、世の中の多くの人が今よりも素晴らしい結果を得ているはずです。
そういったシンプルな世界であれば、それはそれで素晴らしいとは思うのですが・・・
現実問題、努力が報われなかった経験をお持ちの人のほうが多いのではないでしょうか?
私も努力がすべて報われているのであれば、おそらく私はいまごろ有名な建築家になっています。
学生時代、かなり真剣に建築に取り組んでいましたから(汗)。
でも、そうはなっていない。なぜか?
■努力の次にあるもの
『努力』をすると、次にくるのは『報い(成功)』ではなく、『苦労』です。
何度やってもうまくいかない。自分には才能がないのではないだろうか・・・と自信をなくす瞬間かもしれません。
そういった『苦労』の次に、晴れて『報い』がやってくるかと言えば、それほど人生うまくできてはいません。
何度も何度もくじけそうな『苦労』があって、それでも諦めきれなくて、『苦労』を重ねた先にあるもの・・・
それは『決意』です。
自分はこの道で遣って行くしかない、という『決意』。
私が建築家になれなかったのは、中途半端な『苦労』の先にあったはずの『決意』まで辿り着くことができなかったからです。
自分でも、はっきりと自覚しています。
「たとえたった一人になったとしても、生涯を通じてこの道を進んでいくんだ!」という揺るがない『決意』ができれば、その先の『報い(成功)』は自動的です。
『努力』 → 『苦労』 → 『決意』 → 『報い(成功)』
このプロセスがあることを知ったとき、「努力すれば報われる」という短絡的なご利益思考から解放されて、とても楽になりました。
『決意』ができている人の行動は、まわりからは『努力』にみえても、本人にとっては【運勢】も味方になり、次から次へと引き寄せが巡ってくるランナーズハイ状態になっているものじゃないかと思っています。
あなたのまわりの成功者は、どうだろうか?
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