Q:書き進めていくうちに内容がブレてしまいます
A:8割を完成させる「見出しテクニック」を取り入れてみましょう
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ブレのない文章を、スラスラ書くためのコツをお伝えします。
いざ文章を書こうとすると、思うようにペン(キーボード)が進まない。
なにも書けずに時間だけが過ぎていくことに焦りを感じ、ますます手が動かなくなる。
そんないやな経験がある方も多いでしょう。
そういった時に思いだして欲しいのが、「見出し」を先に作るというテクニックです。
これから書く文章の見出しを先に作ってしまい、詳細を書きはじめる前に全体像を把握すると、驚くほど速く文章を書くことができます。
全体像が見えることで、安心して書き進められ、全体を踏まえながら文章が書けるので、一本筋の通った(論点のしっかりとした)ブレのない文章が書けるようになるからです。
■見出しでストーリーをつくる
「風が吹けば桶屋が儲かる」
というお話しをご存知でしょうか?
どうして、「風が吹く」→「桶屋が儲かる」なのでしょう。
まったく因果関係のない、このつながりを説明してみてください。
まったくつながりのない「原因」と「結果」ですので、この話を知らなければ、説明することはなかなか難しいと思います。
しかし、次のように見出しをだしてみます。
◎風が吹く
↓
・埃(ほこり)が舞う
↓
・目に入ってこする
↓
・失明する人が増える
↓
・三味線弾きが増える
↓
・三味線がたくさん必要
↓
・三味線に使うネコの皮がたくさん必要
↓
・ネコが町からいなくなる
↓
・天敵のネコが減ってネズミが増える
↓
・ネズミが風呂場の湿った桶をかじる
↓
・桶に穴が開いて使えなくなる
↓
・桶を買う人が増える
↓
◎桶屋が儲かる
このように、見出しがあるだけで、この「風が吹けば桶屋が儲かる」の因果関係が、説明しやすくなります。
話を知らなくても、見出しと見出しをつなげるようにストーリーを構築することは、さほど難しいことではありません。
書きはじめと書き終わり、そして「見出し」だけでストーリーを考えると、全体像を簡単にとらえることができ、圧倒的にブレのない文章が書けるようになります。
見出しさえできれば、あとはその見出しをつなげるように文章を書いていきます。
例えば、下記の図は四角形ではありませんが、たいていの人は、辺がとぎれた部分を補ってとらえるため、四角形と感じます。
見出しは、この4つの角と同じです。
見出しができれば、その間を、自然に文章で補うようになります。
私のイメージでは、見出しができれば、その文章は8割完成したようなものです。
余談ですが、「風が吹く」→「桶屋が儲かる」のように、まったくつながりのない「原因」と「結果」を見出し(ストーリー)で結びつける練習は、楽しく文章構成スキルを上達させてくれます。
「しゃっくりがでると、iphoneが売れる」
「朝早く起きると、夢がかなう」
「朝食を食べると、売上があがる」
といったように、遊び感覚でやってみると、楽しく文章構成力が身につきます。
◆まず先に見出しを考えよう
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