[振り返り日記] 現実という名の「絶望」(2/3)のつづきです。
@@@
どうしたらいいんだろう・・・
・一向に結果のあがらない現実
・家族を守らなければ、というプレッシャー
・ベンチャーで働いていた頃の極貧生活のフラッシュバック
いろいろな悪いイメージが頭を巡り、気がついたときには、過呼吸で倒れこんでいました。
この記事の目次
■ 正気に戻って
途方くれている僕に、奥さんが言ってくれたこと。
「できるだけやってみて、ダメならまた働けばいいじゃない」
「あなたなら、それができるでしょ」
心から救われました。
いまのビジネスで結果を出せない = 人生終わり
という考えになって、視野が狭くなっていたんです。
苦しくて苦しくて、どうしようもなかった僕の胸が、パーッと開かれる思いでした。
■ その言葉に救われ、冷静になってみえてきたこと
自分の何が悪いのかを、客観的に考えてみました。
私は、24才の頃から成功哲学・自己啓発といった分野に興味を持ち、26歳の頃から、営業で稼いだお金のほとんどを、
・高額なセミナーやスクールに参加したり、
・たくさんの本を読んだり、
・教えてもらったことを実践したり、
と、それこそ、何百万という自己投資をして、成功するための勉強をしてきました。
それらの知識が今こそ、活かせるのではないか!?
そう思いながら、資料を掘り返したり、昔読んだ本に、一通り目を通したんです。
そのときの本の、たった一文に衝撃を受けました。
そうだ!
「僕に足りなかったのは、これだったんだ!!」
会社を辞めてまで、取り組んだビジネスがまったくうまくいかず、途方にくれた末に、出逢った、昔、読んだ本。
『ユダヤ人大富豪の教え』 本田健 著
■ この本にあった衝撃的な一文
『報酬 = 与えたサービスの質 × 量』
ズドーンときました。
でも、私の報酬が少ない理由がはっきりと分かった瞬間。
夢を描き、叶えるために、それなりに努力してきましたが、何もできていない自分・・・
増えていくのは、将来への不安とプレッシャー・・・
減っていくのは、夢への現実味・・・
気がついてみたら、単なる、しがない失業者。
周りの成功していく人をみては、劣等感に陥いる毎日・・・
そんな中で、私の頭の中は、
「奪う(自分だけが稼ぐ)」だけになっていたんです。
その結果が・・・
『与えたサービスの質 0 × 量 0 = 私の報酬 0』
当たり前のことでした。
■ 与える
それから、自分が稼ぐことをいったん横に置いて、実践していることを無料で共有することにしました。
・自分が実践して失敗したこと
(同じ失敗を回避できるので役に立ちます)
・お役立ち情報
・結果が出たノウハウ
・誰かの質問に調べてでも答える
・結果が出た喜びの声
などなど、とにかく、自分にできることは、何でも、与えようと、していきました。
与えることに、意識を集中していると、いままでの停滞がウソのように、急激な勢いで結果がではじめました!
夢は、私を待っていてくれたんです!!
・正しいノウハウ
・「与える」姿勢
これだけで、劇的な変化が起こりました。
今までの苦労が何だったのか、とも思いましたが、それに気がつくための、長い試練だったと思うと、感謝の気持ちが溢れてきます。
ビジネスが軌道に乗りはじめたのと、時を同じくして、妻のお腹の中に、小さな命を授かりました。
本当に本当にうれしかった。
いても立っていられずに、近所を意味なく歩き回りました。
・・・・
10ヵ月もの間、妻のお腹の中で、大切に大切に育まれた命。
出産予定日に、産声を上げた息子。
高齢出産で初めての出産を乗り越えた妻。
心から感謝しています。ありがとう。
■ エンパシーライティング・メソッドが誕生
それから、数年してから、エンパシーライティング・メソッドが誕生しました。
身近な人に教えたり、コンサルしたり、講座を開催する中で、次々に、文章で現実を変容させていく人が現れるのをみて、
「これは、絶対にイケル!」
と確信し、再び、ゼロからビジネスをスタートすることを決意しました。
今度のゼロスタートは、フワフワした夢を目隠しで追いかけていたあの頃の私とは、全く違いました。
なによりも、私の心が、楽しくてしょうがないのが、一番の違いでした。
■ 神田昌典さんとの出会い
私が5年先にみていたおぼろげな現実が、たった1年で実現したのは、神田昌典さんのおかげです。
神田さんと一緒に、ビジネスをするようになったいきさつを、神田さんがご自身初の自費出版本『大発見』に書いてくださっています。
私が描いた全脳チャートについて、神田さんが書いてくださった内容を、『大発見』から引用させてもらいます。
「神田さんと一緒に仕事をする」「本を出版する」「自分のメソッドのコーチ、インストラクター育成」といった言葉が書かれているのだが、こうした出来事は、チャートを描いた時点では、彼にとって、全くありえない「夢」物語でしかなかった。
しかし現実は、チャートの書いた期日どおりに動いていった。
4月には私と一緒に仕事をするようになり、5月には自ら創り上げた「エンパシーライティング講座」が満席続きとなった。さらに長年夢見ていた本の出版も、チャート上に書き込まれた予定どおりで、大手出版社から執筆依頼が飛び込んできた!
中野さんは、こうした劇的な変化を起こすために、積極的に私にアプローチしてきたわけではない。
逆に私の方から、彼にアプローチしている。
私は彼の描いたチャートの存在を知らなかったのだから、いってみれば、このチャートに動かされてきたことになる。
尊敬する神田さんとビジネスができることで、何倍速もの成長をさせてもらっています。本当にありがたいです。
いろんなことがあったし、これからも人生はまだまだ続くけど、
いままでずっと乗り越えていくつもの日々は、今日のための贈り物。
いま、心からそう思えます。
■ 息子に贈りたい言葉
高校生のときに大好きだった、バスケットのNBAのヒーロー マジックジョンソンが黒人の少年達へ贈った言葉です。
いまは息子に贈りたい、いつも私を支えてくれた言葉を、最後にあなたと共有させてください。
@@@
『お前は無理だよ』と言う人の言う事を聞いてはいけない。
もし、自分で何かを成し遂げたかったら、
できなかった時に、他人のせいにしないで
自分のせいにしなさい。
多くの人が僕にも、お前にも無理だよ、と言った。
彼らは君に成功して欲しくないんだ。
何故なら、彼らは成功できなかったから。
途中で諦めてしまったから。
だから、君にもその夢を諦めて欲しいんだ。
不幸な人は不幸な人を友達にしたいんだ。
決して諦めては駄目だ。
自分のまわりをエネルギーであふれ、
しっかりした考え方をもっている人で固めなさい。
自分のまわりを野心であふれ、プラス思考の人で固めなさい。
近くに誰か憧れる人がいたら、
その人にアドバイスを求めなさい。
君の人生を考える事ができるのは君だけだ。
君の夢が何であれ、それに向かって行くんだ。
君は幸せになるために生まれてきたんだから・・・
@@@
君は幸せになるために生まれてきたんだから・・・
深く深く深く、心に染み込んできました。
読むたびに、目頭が熱くなります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
このつたない日記が、あなたの、少しでも前に進む、ちょっとしたきっかけになれたらと願っています。
PS.
100記事まで、毎日更新すると、宣言していたこのブログも、今日で100記事となりました。
これからは、不定期更新となりますが、引き続きお付き合いいただけますと、うれしいです。
感謝。
PPS.
息子よ。
君は幸せになるために生まれてきたんだよ。
僕ができることは、やってあげる。
でも、幸せは、自分の力で手に入れるんだよ。
夢は君を待っているんだから。
.
今、このブログをお読みのあなたにオススメ
30,000人の定番コピーライティングノウハウが無料!
▼ 詳しくはこちら ▼