エンパシーチャート®で、文章「構成」をつくっていく【ステップ2:貼る】についてのご質問にお答えしていきます。
こんにちは、エンパシーライティングの®中野巧です。
少し長いですが、とてもよいご質問ですので、いただいた内容を、そのまま掲載させてもらいます。
実は、いつも疑問に思ってしまって上手く使いこなせてないなと感じている部分があります。
それは、曲線に合わせて文を置いて行くところと、その曲線の意味が良く理解出来ないことです。というのも、コピ-ライティングを勉強してきたせいか、AIDA、PASONA、などと混同してしまい、どのように文を置いて行くのか(貼りつけるのか)、また、置いた(貼りつけた)文がどの部分にあたるのかを考えてしまうと理解が出来無くなってしまいこの構成であっているのか自信がなく実際にリリ-ス出来なくなってしまうことです。
もしよろしければ、曲線の種類別の説明やAIDA、PASONAに置き換えるとという説明を頂けるともっと理解が進むかと思います。
同様にポジティブ文、ネガティブ文がAIDA、PASONAなどのなかでどの位置に当たるのかなども教えて頂けると幸いです。
ご質問内容を分解して、それぞれお答えしていきますね。
実は、いつも疑問に思ってしまって上手く使いこなせてないなと感じている部分があります。
それは、曲線に合わせて文を置いて行くところと、その曲線の意味が良く理解出来ないことです。
曲線の意味についてですが、エンパシーチャート®の6マスの横軸は、相手が読み進めていく“時間の変化”を表し、縦軸は“感情の変化(ワクワク⇔冷静)”を表しています。つまり、曲線は文章を読んでいる人の『時間による感情の変化』となります。
付せんを貼っていくときには、曲線の変化に合わせて付せん(メッセージ)を貼っていきますが、思いついたところから自由に貼っていってください。付せんは、何度でも自由に並べ替えができるので、しっくりくるストーリー(文章構成)になるように付せんを並び替えていきます。
大切なのは、「あなたが伝えたい順」ではなく、「相手が知りたい順」を意識することです。
また、曲線に沿って貼っていくのは、あくまで文章構成の「たたき台」を作る作業なので、あまり深く考えすぎに楽しみながら付せんを貼っていってください。付せんを貼ったりはがしたりしながら、文章構成を気軽に検証できるノウハウですね。
どうしても手が止まってしまう場合は、付せんの内容を見ずに、適当に曲線に沿って付せんを貼ってください。適当に貼ったとしても、1度貼ることで「たたき台」ができるので、それを見ながら、再構成していくことができます。
コピ-ライティングを勉強してきたせいか、AIDA、PASONA、などと混同してしまい、どのように文を置いて行くのか(貼りつけるのか)、また、置いた(貼りつけた)文がどの部分にあたるのかを考えてしまうと理解が出来無くなってしまいこの構成であっているのか自信がなく実際にリリ-ス出来なくなってしまうことです。
もしよろしければ、曲線の種類別の説明やAIDA、PASONAに置き換えるとという説明を頂けるともっと理解が進むかと思います。
AIDA、PASONA(神田昌典さんが開発したPASONAの法則)は、文章「構成」の型になります。
エンパシーチャート®の3ステップでは、
◎ステップ 1【埋める】:文章「内容(メッセージ)」をとにかく出す
◎ステップ 2【貼る】 :文章「構成」だけを付せんを使って自由に考える
◎ステップ 3【つなぐ】:文章「表現」を整えて文章を完成させる
といった文章作成を3ステップに分解しています。
なぜ、分解しているかといえば、「文章を書こうと思うと気が重い人」や「書くことに苦手意識がある人」には、文章を一気に書こうとする傾向があるからです。
具体的にいうと、
1.文章の内容を考えながら、
2.文章構成にも気を配り、
3.表現豊かな文章を書く
といった3つすべてを同時にやろうとしてしまい、混乱し、手が止まってしまいます。
話を戻しますと、AIDA、PASONAの法則は、文章「構成」の型となりますので、エンパシーチャート®のステップ 2【貼る】に当てはまります。
ですので、エンパシーチャート®とAIDA、PASONAの法則といった文章「構成」の型をハイブリッドで活用したいときには、
1.エンパシーチャート®【埋める】で、共感を生む必要なメッセージを抽出
2.AIDA、PASONAの法則に沿って、「1」のメッセージを当てはめる
3.加える文章、不要な文章などを調整して、文章を完成させる
といった手順になります。どの付せんを、AIDA、PASONAなどの型のどこに当てはめるべき、というルールはありません。
同様に、「穴埋め文章作成テンプレート」も文章「構成」の型ですので、上記のプロセスで対応できます。各種ツールについては、「エンパシーライティングの6大ツール・マトリックス」でも書いていますので、ご参照ください。
同様にポジティブ文、ネガティブ文がAIDA、PASONAなどのなかでどの位置に当たるのかなども教えて頂けると幸いです。
「⑤ポジティブへの言葉がけ」で出した付せんも「⑨ネガティブへの言葉がけ」で出した付せんも、メッセージとして同じ価値(等価)を持つので、貼るときに意識(区別)する必要はありません。
以上、ご質問にお答えしてきましたが、エンパシーチャート®の3ステップが何を目的にしているかを理解すると、今後の活用の幅も広げていただけるのではないかと思います。
いったん頭で理解したあとは、iEmpathy(アイ・エンパシー)のヘルプや動画を参考にして、実際に手を動かしながら、文章作成の流れを体に覚えさせることがオススメです。
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