Q:人を惹きつけるキャッチコピーが思い浮かびません
A:「100」を「1」に凝縮して伝えてみよう
@@@
キャッチコピーって、すごく奥が深いです。
例えば、商品や企画のキャッチコピーを考えるには、誰よりもその商品について深く知っている必要があります。
商品の魅力をいくつもいくつも引きだして、そこから、商品のよさをギューッと凝縮していきます。
こうしたキャッチコピーを生みだす作業が、商品やサービスに命を宿します。
また、キャッチコピーを考えていく過程で、新しいアイデアが生まれてきます。
誰かに読まれるキャッチコピーを考えることで、主観的な思考が客観的な思考に切り替わり、新しい発想が生まれてきます。
商品について深く考えれば考えるほど、ふとした時に、ひらめきが訪れることもあるのです。
考えても考えても、しっくりくるキャッチコピーがでてこない時には、一度、パッと“手放して”みてください。
考えたことは、潜在意識に引き継がれ、あなたが寝ている間にも、あなたの“右脳くん”が必死に答えを探してくれるはずです。
お風呂に入っているときや就寝前などのリラックスした時に、その答えが突然、パッと浮かび上がることもあります。
私もよくやるのですが、集中して考え抜く、考えて考え抜く……。
それでも、思い浮かばない場合は、
・カフェに行ったり、場所を変えてリラックス
・いったん忘れて、別のことをする
・寝る
といったことをします。
すると、たいていは48時間以内に、素晴らしいアイデアが浮かびます。
そして、いつも思います。
「なんでこれを思いつかなかったんだろう」と。
ま、そんなもんです。
■キャッチコピーを生み出すコツ
私なりの、キャッチコピーを生み出すコツをお伝えします。
それは、盛り込みせずに、どうしても伝えたいこと(相手の得になる)に絞り込む。
あれもこれも「なんでもできる!」と、言いたい気持ちをぐっと抑えて、絞り込む。
絞り込まれて結晶化されたキャッチコピーは、ダイヤモンドのように、濃縮された魅力を放ちはじめます。
「1」のものを「1」で伝えるのと、「100」あるものを「1」に凝縮して伝えるのでは、同じ「1」でも、深みが違います。
例えば、昨日今日知ったことを話す人と、その道の専門家が話すのでは、まったく同じことを話していても、説得力に、天と地ほどの違いが生まれます。
その違いを、相手は敏感に感じ取ります。
絞り込むには、勇気が必要ですが、絞り込んだからといって、死ぬわけではありません。
ゲーム感覚で、絞り込みながら、いくつものキャッチコピーを考えてみてください。
きっと、あなたの中にある、あなただけのキャッチコピーが見つかります。
◆考えても出てこないときには一旦手放そう
PS.
『穴埋めキャッチコピー365』もご活用くださいね。
.
今、このブログをお読みのあなたにオススメ
30,000人の定番コピーライティングノウハウが無料!
▼ 詳しくはこちら ▼