商品が売れない。
と、真剣に悩んでいた当時の僕は、“次の質問”を自分自身に問いかけました。
「本当に売りたいと思っているの?」
自分でも驚くほど意外だったのは、その答えが「NO」だったことです。
自分に正直なればなるほど、「売りたくない(NO)」のです。
その暴かれた事実をなかなか認められない自分に葛藤しながら、時間をかけて向き合い、もう一度、次の質問しました。
「どうして売りたくないの?」
その答えは、知らぬ間に築いていた、自分自身の思い込みにありました。
私は、建築学部の大学生時代から、大手ハウスメーカーで住宅設計をしているときにいたるまで、世の中で最も嫌いな職業は「営業(セールス)」でした。
口八丁手八丁で売りつけて、自分だけが儲ける。
そんな過剰な思い込みがあったからです。
そして、その思い込みは、紙にインクがにじんでいくように「セールスは嫌われる」「セールスは悪いこと」という、より強い思い込みに成長していったのです。
しかし、理系一筋で生きてきた私が修行の場として飛び込んだ通信会社の営業職を経験する中で、その強固な思い込みは、ガラガラと崩れていきました。
お客様が必要なもの、手にするとハッピーになるものを、相手が受け取りやすいように伝えることがセールスの役目なのだとしたら、それはとても意義のある仕事なのかもしれない。
そう気がついた3ヵ月後から、私の営業成績は飛躍的に伸びていきました。
お客さんのハッピーにつながる、商品を扱っているのであれば、売れば売るほど世界はハッピーになります。
であれば、適切にお客さんにその価値を届ける セールスの作法を身につけることは、豊かさのスキルそのもの です。
セールスをするのは、“あなたのため”ではありません。
セールスは、あなたの商品やサービスを待っているお客さんのための行為です。
セールスに少なからずブロックがある人へ。
ぜひ、誠心誠意、セールスをしていきましょうね! さらなる豊かさのために。
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