よくいただく質問にお答えします。
Q:伝えるべき内容にもれがないか心配です
A:【5W3H】でチェックしてみましょう
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●講座の申込をしようと思ったのに、開催される“場所”が分からない
●もっと詳しく聞きたいけど“誰に”問い合わせをすべきか分からない
●そもそも、“どうやって”購入すればいいか分からない
●締め切りが“いつ”なのか分からない
●私が欲しいものが“いくら”なのか分からない
「かゆい所に手が届いて“いない”文章」ってありませんか?
「画竜点睛を欠く」とでもいいましょうか、あともう一歩!という、もったいない文章をよく見かけます。
人間というのは、怠惰な生き物です。
何かひとつ、分からないこと(面倒なこと)があるだけでも、行動をしなくなります。
■ほんの些細なもれが、人の行動を妨げる
例えば、“ショッピングで街に出掛けた”と、イメージしてください。
あなたが欲しいのは、かっこいい(かわいい)ジャケットだとしましょう。
本当はゆっくりショッピングを楽しみたいけれど、次の予定が迫っていて、時間があまりない。
そんなとき、ふと、店頭に並んでいる、いい感じのジャケットをみつけました。
しかも、そこには《50%OFF》の値札が! やった!
さっと、羽織ってみると、ジャストサイズ。これは欲しいかも。
でも……
実際、“いくら”なのかは……表示されていない!
定価が、
・1万円なら、5000円
・3万円なら、15000円
・5万円なら、25000円
という計算は簡単にできますが、具体的な価格表示がなければ、自分の財布から、いくらだせばジャケットが手にはいるかわからないわけです。
もちろん、店員に聞けばすぐに分かります。
でも、時間がなかったり、店員が近くにいなかったり、「きっと(定価が)高いだろう」と思い込んでしまったり……。
すると結局、「まぁ、別にいいかな。今日、無理に買わなくても」となります。
では、ここに《50% 9800円》と書いてあったら、どうでしょうか?
その金額が、あなたの予算内であれば、その場で購入していたと思いませんか?
“価格の表示がなかった”というだけで、あなたは気に入った商品を手にすることができませんでした。
こういった“ほんの些細なもれ”が、人の行動を大きく左右します。
■【5W3H】で文章のもれをチェック
私のいままでの経験から言うと、不明な点や、面倒なことひとつで、“行動しなくなる確率”は、少なくとも10%は増加します。ではそれが、ふたつ、みっつ重なったとしたら……。
そんなとき、【5W3H】を知っていると、文章のもれ、足りない要素を効果的にチェックできます。
▼5W
when・・・いつ(期限・期日)
where・・・どこで、どこへ(場所・行き先)
who・・・誰が、誰と(担当・顧客)
what・・・何を(商品・サービス)
why・・・なぜ(理由)
▼3H
how・・・どのように(方法・手段)
how many・・・いくつ(数量)
how much・・・いくら(金額・費用)
すべての要素が必要なわけではありませんが、これさえ覚えておけば、少なくとも、最低限必要な要素が抜けていないかをチェックできます。
◆文章にもれがないか心配になったら【5W3H】でチェックしてみよう
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