メルマガバックナンバー@エンパシーデザイン・ラボ通信(2014年11月20日)より
文/インタビュー:エンパシーライティング・コーチ 平出ももこ
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《今週のエンパシーヒーロー》三木姿乃さん
新日鉄住金ソリューションズ株式会社
人事部教育グループエキスパート
『日本一の新人社員研修を創る』をテーマに、
常にご自身も学び続ける三木さん。
他社の人事担当者を集めた読書会を企画するなど、
積極的に活動なさっています。
◆なぜ大企業ほど共感される文章術が必要なのか?
……
ももこ
エンパシーランディングを学んだ
きっかけは何だったのですか?
……
三木さん
私は、社内の人事部で
研修を担当していますが、
他部署の方に協力してもらうことも、
多いんですね。
読んだ人が、気持ち良く
協力したくなるメールが書きたくて、
エンパシーランディング1 DAY 講座を
受講しました。
……
ももこ
講座中はどんな感じでしたか?
……
三木さん
エンパシーチャートって、
すごいツールだなって思いました!
誰でもカンタンに、文章の中に、
「論理」と「感情」のメッセージを
バランス良く入れられるのが
特に良いと思いました!
……
ももこ
共感される文章には、論理も感情も、
どちらも大切ですから、
全体を見ながら足りない方を付せんで
ペタペタ足せるのが良いですよね。
受講後に、どんな変化がありましたか?
……
三木さん
「文章は、あなたの代わりに、
あなたの想いを届けてくれる」
というメッセージが、心に残りました。
大きい会社ほど、ほとんどの情報は
文書で社内に伝わります。
私も一日に 30 通くらいメールを
書くこともあるんですが、
実は文章は苦手で、
できれば書きたくないんです。
でも、この言葉に勇気をもらって、
「これを書いたら、みんなに伝わる!
だから頑張って書こう!」と、
自分を奮い立たせています。
……
ももこ
一日 30 通!すごい!
三木さんの分身が、
社内中を駆け巡って、
活躍してるんですね。
他には、どんな場面で、
活用してくださってますか?
◆ IT が苦手な人の気持ちになる
……
三木さん
プレゼン原稿を書くときには
必ず活用しています。
たとえば、 IT の知識がなくて、
この先も IT をやる予定がない
営業職の新人さんもいます。
ただ、そうは言っても、お客さんや、
エンジニアと IT について、
話せる必要があるし、
基本的なことは身につけて欲しい。
そういう時にどう声かけしたらいいか、
まったくアイディアが出なくて、
エンパシーチャートを描きました。
私自身は元々理系で、
エンジニアとして入社しているので、
IT が苦手な人たちが、どう説明したら、
やる気を持ってくれるのか、
わからなかったんです。
しかし、エンパシーチャートをひとつ一つ
丁寧に埋めることで、
自然に、相手の立場に立つことができました。
その結果、この研修、頑張って受講してみよう!
いろんなこと挑戦してみよう!と
思ってもらえるような
メッセージが作れたと思います。
……
ももこ
やって当たり前ではなく、
きちんと、やる気やワクワク感を
持てるメッセージが用意されていて、
三木さんの会社の新人さんは、幸せですね!
◆お願いごとにも共感は最重要
……
三木さん
難しいお願いするときにも、
エンパシーライティングが大活躍です。
各事業所ごとに、新人の教育について
アンケートを取ることになったのですが、
内心、忙しい現場の皆さんに、
直接、売り上げにならない社内の仕事を、
お願いをすることが、本当に、心苦しくて…。
でも、エンパシーチャートを描くことで、
まずは、この文章を最初に受けとる人が、
そのあと、スムーズに事業所内の、
協力を得られることが
大切だと気づくことができました。
協力に対しての感謝と、
図解も入れて、アンケートの目的や、
具体的に何をして欲しいのかを、
わかりやすく書きました。
それが伝わったのか、
予測を越えるたくさんの声を
集めることがでたんですよ!
エンパシーランディングのおかげだと思います。
……
ももこ
社内文書にかぎらず、
具体的に何をすればいいのか
わかりやすく書いてあると、
読んだあと、ストレスなく、
行動できますよね。
最後にエンパシーチャートを描くときに、
工夫していることはありますか?
◆誠実さを伝えていきたい
……
三木さん
そうですね、エンパシーチャートを
他のツールと組み合わせて
使うことも多いですね。
ビジネスモデルキャンバスや、
共感マップとは、特に相性がよくて、
交渉ごとのときには
必ず 3 点セットで使っています。
あとは、いつでも、サッと描けるように、
無地の手帳と付せんを、
バックに常備しています。
私が人事の仕事で大切にしていることは、
誠実さと、学びに対する素直さなんです。
これからもエンパシーチャートを、
たくさん描いて、伝えて、
お互いが誠実に、素直に学んでいける
人間関係を生み出していたいですね。
……
ももこ
ステキなお話、
ありがとうございました!
★三木志乃さんの本日のまとめ★
◆なぜ大企業ほど共感される文章術が必要なのか?
エンパシーライティングを活用してくださっている会社員のみなさんから、
・周囲の協力を得やすくなった
・企画が通りやすくなった
・上司の決裁が早くなった
と、よくお聞きします。
文書でのコミュニケーションを、多く求められる、
大企業の方に、本当にオススメです。
◆ITが苦手な人の気持ちになる
相手の立場になることを、『その人の靴を履いてみる』とたとえることがあります。
エンパシーチャートも同じで、描くことで、見える景色が変わります。
◆お願いごとにも共感は最重要
難しいお願いをするときこそ、エンパシーライティングの出番!事例多数です!
百聞は一見に如かず!エンパシーライティングでお願いごと。
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◆誠実さを伝えていきたい
人事という部署は、社内では理解されてない面も多いそうです。
三木さんは、だからこそ!と、誠実にメッセージを発信し続けてらっしゃいます。
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